導入

トレードの基礎知識〜FXって何をするの?

トレードの基礎知識

こんにちは、ごうたむです。
夢はトーストの端までバターを延ばすことです。

さて今回はFXって何をするのかピンと来ていない方のためのざっくり講座です💁‍♂️

FXって要するにどうやって儲けるの?

差益で儲ける

為替レートは常に上がったり下がったりしています。

安いときに買って高いときに売る。または、高いときに売って安いときに買う。為替レートの変動を利益に変えるのがFXの本質です。

「高いときに売って安いときに買う」…
( ゚д゚)ナンスカソレ

これ、最初は違和感があると思います。

FXの世界では、上がれば儲かる「買い」と、下がれば儲かる「売り」という2種類の商品があると思ってください。
これは日常生活の感覚ではちょっとピンと来ないと思いますが、そういうものだと覚えるしかないです。

「買い」のことを「ロング」、「売り」のことを「ショート」とも呼びます。
そしてロングが得意な人を「ロンガー」、ショートが得意な人を「ショーター」と呼んだりもします。

上がると思えば買い、さらに上がったところで決済すれば利益確定です。
決済するまではレートの上下に伴って損益も上下します。決済しないで買値より上にいる状態を含み益、下にいる状態を含み損といいます。

売りの場合は逆ですので裏返して書いてみますね。
下がると思えば売り、さらに下がったところで決済すれば利益確定です。
決済するまではレートの上下に伴って損益も上下します。決済しないで売値より下にいる状態を含み益、上にいる状態を含み損といいます。

たむを
たむを
ロングとショートは方向が違うだけなので、ここからはなるべくロング目線で説明していきますね。

金利で儲ける

お金を預けてると金利がつきますよね。FXは二つの通貨の組み合わせで一組の通貨ペアになりますが、この二つの通貨それぞれの金利の間にに差があると、その差分が毎日口座に反映される仕組みになっています。この金利差をスワップ金利と言います。

金利が高い通貨を安い通貨で買えば、スワップ金利はプラスです。
逆の場合はスワップ金利はマイナスになります。

通常はマイナスになる方の金利を高く設定されているので、売り買いを同じ数だけ持っていたら、じわじわお金が減っていきます。

ちなみに、近年はどの国も低金利政策をとっているのでスワップ金利も非常に小さくなってきています。
この記事を書いている時点のドル円の1万通貨あたりの例でいえば、買えば毎日6円もらえ、売れば毎日9円支払う感じです。(証券会社によっても異なります。)

値動きの幅に比べるとスワップ金利は非常に小さいので、今の時代は戦略の中心に据えるのは難しいかもしれませんね。

その他の儲け方

ここからは為替相場からではなく証券会社からもらえるお金のお話しになります。
トレードとほとんど関係ないので小さい薄字にしときます😀

キャンペーンで儲ける

証券会社は大体いつも何かのキャンペーンをやっている感じです。

先日ごうだもこのブログ用にいくつか新規口座を開設したのですが、そのうちのひとつはこんな感じでした。

口座開設 1,000円キャッシュバック
10万円入金 1,000円キャッシュバック
一定のトレード 1,000円キャッシュバック

( ゚д゚)オイスィ…

これ、一社あたりワンチャンスですけど、証券会社のFX口座は維持手数料がかからないところがほとんどだと思いますので、いいお小遣い稼ぎにはなると思います。

ある程度トレードしないとキャッシュバックしてくれないところもあるかもしれませんが、FXを始めてみるつもりなら軍資金の足しにしてみてはいかがでしょうか。

紹介して儲ける

これは二通りあります。

  • キャンペーン

口座開設者がお友達を紹介するとそれぞれ数千円もらえるキャンペーンをやっていることがあります。(会社や時期によります。)

  • アフィリエイト

このサイトのような場所から広告リンクをたどって口座開設すると、サイト運営者にお金が入る仕組みです。

たむを
たむを
このサイトはまだ立ち上げたばっかりなので今現在広告は入っていませんが、ゆくゆくはFX業者紹介記事や広告リンクを掲載したいと思っています。

いくらからトレードできるの?

トレードの単位

Lot(ロット)というのが取引単位になりますが、会社によって1,000通貨単位、1万通貨単位、10万通貨単位のいずれかを1ロットとしています。

外国為替レートとは二国間の通貨の交換レートのことで、この通貨の組み合わせのことを通貨ペアといいます。

通貨ペアは「USD/JPY」のように二つの通貨を並べて表記し、左側を主軸通貨といい、右側を決済通貨といいます。

ドル円の場合に当てはめると、「USD」(主軸通貨)を買うために「JPY」(決済通貨)で支払う、ということになります。

「通貨単位」は主軸通貨(買う方の通貨)をいくら買うか、を表す単位です。

主軸通貨が通貨ペアによって異なるので、まとめて呼称するために通貨単位という用語を使うということですね。

また決済通貨の側では、レートの変化の幅を表すためにpips(ピップス)という単位を用います。

たむを
たむを

決済通貨が円ならpipsを使わなくて円って言っていても大丈夫です。

ちなみに1円=100pipsです(`・ω・)b

「pips」は決済通貨(支払った方の通貨)がどのくらい変化したか、を表す単位です。

ロットの話に戻ると、例えば1ロットが1万通貨単位の会社の場合、ドル円を買うなら1万ドルからのトレード、ということになりますねd(^_^o)

1ドル=100円なら100万円から…

Σ(゚д゚;)ヒャクマンエン!?

安心してください。ここで登場するのがレバレッジという考え方です。

レバレッジ

レバレッジとはテコのことらしいのですが、テコの原理を効かせたかのように少ないお金で大きな金額を扱うことを「レバレッジをかける」といいます。
国内法の規制上、最大25倍までのレバレッジが認められていて、大抵の証券会社が25倍を設定しています。

つまり先程の例で行くと1ロットに必要なお金は4万円ということになります😃
(1,000通貨単位なら4,000円からですね。)

ε-(´∀`;)ホッ

レバレッジは決済通貨の25倍のお金を動かせるという意味で25倍ですが、通常はロットに対していくら必要かを計算するときに使うので、25分の1の計算をします。

決済通貨での必要金額 = 主軸通貨のロット数 × レート / 25
1ドル=100円のときに1ロット(1万ドル)を購入する場合に必要な金額 = 10,000 × 100 / 25 = 40,000 となります。

たむを
たむを

たむをは25で割るとか無理ゲーなので、4を掛けて桁二つ落とします。

レート変動と損益額

どのぐらい変動したらいくらくらい儲かるか(損するか)が気になりますよね。

主軸通貨を1万単位トレードすると、100pips上下したときの損益が決済通貨の1万単位ということができます。

つまり

ドル円でいうと、1万ドルをトレードすると、1円上下したときの損益が1万円ということです。

たむを
たむを
これ、レバレッジをかけるかどうかとは関係ない世界です。

あらためてレバレッジを絡めて金銭感覚的なことをいうと。。。
ドル円レートの日々の変動はおとなしいときで大体数十銭(数十pips)くらいなので、4万円くらいで買ったポジションが日々数千円前後上がったり下がったりする、という感覚ですね。

トレードってどんな操作をするの?

基本は次の3つです( -`ω-)b

  1. 買う ( 。・ω・。)ノ 凸ポチッ
  2. 待つ _( ˙꒳​˙ _ )チョコン♡
  3. 売る ( 。・ω・。)ノ 凸ポチッ

保有している通貨ペアのことを玉(ぎょく)とか建玉(たてぎょく)、あるいはポジションといいます。また、ポジションをを持ったときのレートを建値(たてね)といいます。

ポジションを持って夜を越すとスワップ金利がつきます。

最初の「買う」は新規注文のことをいい、新規注文を出すことをエントリーするといいます。

最後の「売る」は決済注文のことをいい、決済注文を出すことをエグジットするといいます。

もう少し厳密なことをいうと、注文を出すとまず注文が成立し、その次に約定(やくじょう)して初めてその注文が現実化します。

「エントリー」「エグジット」も約定の瞬間をいうことが多いです。

注文方式にはいくつかの種類があります。

  • 成行(なりゆき)
  • 指値(さしね)
  • 逆指値 (ぎゃくさしね)
  • その他の注文方法

順番に見ていきましょう。

たむを
たむを

ちなみにワタクシ、分析はパソコンでしますが、トレードはスマホでしかしません。

成行

現在のレートで注文することを成行注文といいます。

注文が成立した瞬間に約定してポジションになります。

指値

現在のレートまたはポジションの建値より下のレートを指定した買い注文、または上のレートを指定した売り注文を指値注文といいます。

たむを
たむを

要するに安く買うのと高く売るのが指値です。

注文は一瞬で成立し、レートが指定の値に到達したら約定します。約定するまでは取り消すことができます。これは逆指値も同じです。

逆指値

現在のレートまたはポジションの建値より下のレートを指定した売り注文、または上のレートを指定した買い注文を逆指値注文といいます。

たむを
たむを

こっちは高く買う、安く売る、つまり指値の逆です。

逆指値は指定したレートからの成行で約定させる注文なので、通常は指したレートより少しズレて約定します。

 

新規買い注文の場合、レートが上昇しているときに「ここまで上がったらもっと上がる」と予想していれば逆指値で狙います。

決済注文の場合、利益が伸びるのと逆方向のレートを指定するのが逆指値です。
損切り注文には逆指値を使います。\_(・ω・`)ココ重要!

損切り注文をすることを「ストップを置く」とか「ストップロスを置く」とかいったりします。

その他の注文方法

上記を組み合わせた注文方法に次のようなものがありますが、ここでは名称の紹介だけとし、説明割愛します。

  • IFD
  • OCO
  • IF-OCO
  • トレール決済

証券会社への手数料はどうやって払うの?

スプレッド

FXに限らず、外国為替取引では一組の通貨ペアが同時に二つのレートを持っています。

買うときのレート Ask(アスク)と、売るときのレート Bid(ビッド)です。

これをツーウェイプライス方式といい、買値(Ask)から売値(Bid)を引いた値をスプレッドといいます。

このスプレッドが証券会社の手数料になります。

2ウェイプライス

スプレッドは普段は安定していますが、突然大きく拡がることがあります。

市場が過疎っている日本時間の明け方は毎日スプレッドが拡がった状態で始まると思っておいた方がいいでしょう。

その他、為替レートが大きく動くような出来事があったときもスプレッドは拡がります。

軍資金はどこに置いておくの?

証拠金

FXでは、証券会社と契約して自分の口座を開き、そこへ入金した範囲でトレードします。

この預け入れたお金を証拠金といい、証拠金の範囲でトレードをすることになります。

FXは日本語では正式には「外国為替証拠金取引」といいます(`・ω・)b

たむを
たむを
証拠金とトレードの関係は結構大事なので記事をあらためてまた書くと思います。

おわりに

今回はFXをほとんど知らない人をターゲットに、トレードを始めるまでに知っておいた方がよいと思われる基礎知識をひとつの記事に圧縮してみました。

拙い文章ですがお役に立てれば嬉しいです(*´ `)